車内温度の危険な実態
⚠ リチウムイオン電池の危険性
スマートフォン・モバイルバッテリー・ノートパソコン・ワイヤレスイヤホンなど、現代の電化製品の多くはリチウムイオン電池を使用しています。この電池は高温環境下で内部の化学反応が不安定になり、最悪の場合発火・爆発に至ることがあります。車両火災は一般火災と異なり、周辺への延焼リスクが非常に高くなります。
車内に放置してはいけない主な電化製品
以下の製品は特に熱の影響を受けやすく、車内への放置が危険または故障の原因となります。駐車・休憩の際は必ず車外にお持ち出しください。
スマートフォン・タブレット
🔴 発火リスク高リチウムイオン電池が高温で膨張・発火する危険があります。直射日光下のダッシュボードへの放置は特に危険です。
モバイルバッテリー
🔴 発火リスク高大容量のバッテリーほど発熱・発火のリスクが高まります。カバンに入れたまま車内に置き忘れるケースが多いためご注意ください。
ノートパソコン
🔴 発火リスク高バッテリーの膨張・液晶パネルの破損・内部データの損傷など、多岐にわたる損害が生じます。精密機器のため高温には特に弱い製品です。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホン
🟠 故障リスク内蔵電池が劣化し、充電できなくなる・音質が低下するなどの故障が起きやすくなります。ケース付きの場合もケースごと持ち出してください。
スマートウォッチ・ウェアラブル端末
🟠 故障リスク精密センサーや電池が高温によって劣化します。充電器ごと忘れないよう、お荷物チェックリストに加えることをお勧めします。
カメラ・ビデオカメラ
🟠 故障リスクレンズのコーティング劣化・センサーの熱ノイズ増加・内蔵電池の寿命低下が起きます。レンズが直射日光を集めると火災になる場合もあります。
携帯型ゲーム機・電子書籍端末
🟠 故障リスク液晶画面の焼き付き・電池の膨張・動作不良などが発生することがあります。子どものお忘れ物として多い製品です。
充電器・AC/DCアダプター類
🟠 故障リスク高温による絶縁材の劣化で感電や発火の危険が生じることがあります。シガーソケットに挿したままの充電器も使用後は取り外してください。
電動歯ブラシ・シェーバー等の内蔵電池付き製品
🟠 故障リスク内蔵電池の劣化や防水パッキンの変形が起きる場合があります。旅行時に車内に放置されやすい製品です。
電化製品放置による事故発生時の取り扱い
電化製品の車内放置が原因で車両に損害が生じた場合、当社規約に基づきお客様に損害賠償をご請求する場合があります。事故・火災の規模によっては高額な賠償が生じる可能性がありますので、ご注意ください。
| 事故の種類 | 主なリスク・影響 | 賠償の目安 |
|---|---|---|
| 車内での発火・火災 | 車両の全損・周辺車両への延焼・施設損傷の可能性 | 高額賠償の可能性 |
| バッテリー液漏れ・腐食 | 内装・シートの損傷、車両電装系への悪影響 | 修繕費用を請求 |
| 機器の爆発・破裂 | ガラス・内装の破損、後続の修理費用 | 高額賠償の可能性 |
| 充電中の過熱・焦げ付き | シガーソケット・USB端子の損傷、内装の焦げ | 修繕費用を請求 |
| 電化製品の忘れ物 | 返却後に判明した場合、保管・返送対応に費用が発生 | 実費を請求 |
⚖ 免責・保険について
お客様の故意または重過失による電化製品の放置が原因の車両損傷については、当社の免責補償制度(NOC・CDW等)の適用外となる場合があります。詳しくはご契約時の約款または当社スタッフまでお問い合わせください。
駐車・ご返却前の確認チェックリスト
- スマートフォン・タブレットを車内に残していないか確認する
- モバイルバッテリーをカバン・ポケットから車内に落としていないか確認する
- ノートパソコン・電子書籍端末・ゲーム機をシートの下や荷室に置き忘れていないか確認する
- シガーソケット・USB充電ポートから充電器を取り外す
- ワイヤレスイヤホン・スマートウォッチをシートの隙間に落としていないか確認する
- カメラ・ビデオカメラなどの撮影機器を荷室に残していないか確認する
- お子様の電子玩具・タブレットが後部座席・チャイルドシートに残っていないか確認する
- 充電ケーブル・アダプターを車内コンソールに置き忘れていないか確認する
💡 忘れ物をされた場合
- 返却後に忘れ物に気づかれた場合は、できるだけ速やかに当社までご連絡ください
- 発見次第、安全な場所で保管いたします(保管期間:発見日より14日間)
- 発送をご希望の場合は実費をご負担いただきます
- 高温による損傷があった場合、当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください
車内での電化製品の安全な使い方
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直射日光の当たる場所に置かない
ダッシュボードやフロントガラス付近は特に高温になります。使用中もシートや日の当たらない場所に置くようにしてください。
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純正または認証済みの充電器を使用する
非純正・粗悪な充電器は過電流・過熱のリスクがあります。PSEマークが付いた製品をご使用ください。車のシガーソケットを使用される場合も同様です。
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充電しながらの放置をしない
充電中は発熱しやすい状態です。特に車内での充電は温度上昇と重なり危険度が増します。充電が完了したら充電器を取り外してください。
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端末が熱くなったらすぐに使用を中止する
スマートフォンやモバイルバッテリーが異常に熱くなった場合は、車外の安全な場所に移動させ、冷却してから使用を再開してください。異臭・膨張が見られる場合は直ちにご連絡ください。
お問い合わせ・緊急連絡
カスタマーサポートセンター
忘れ物のご連絡・電化製品に関するトラブル・ご不明点はこちらまで
※ 車両から煙・異臭がする場合は、直ちに車外へ避難し 119番(消防) へ通報してください